トレーニングに必要な動作『ヒップヒンジ』
2021/07/25
ヒップヒンジとは??
ヒップヒンジは『ヒップ』と『ヒンジ』を組み合わせた言葉です。
ヒップは『お尻』という意味ですが、『ヒンジ』というのは蝶番という意味です!
蝶番は、ドアの開閉で使われるアイテムを指し、まさにトレーニングではこの蝶番のような折り畳む動作を利用します。
お尻を蝶番のように!というのは、イメージしにくいと思います。
ここでは股関節として考えればイメージしやすいです
だけどトレーニング初心者の方が、股関節を蝶番のようにイメージしてもなかなか想像しにくくて、正しい動作には繋がりません。
トレーニング中では、理解しやすいように『一枚の紙を股関節で挟む』『お尻を壁に押し当てる』のような声かけをして動作をイメージしていただきます。
正しいヒップヒンジ
専門的な知識と用語を交えながら、ヒップヒンジを説明すると・・・
まずは、
・頭頂部から尾骨までのアーチを保つ。
・股関節・膝関節・足関節の屈曲
・大臀筋・ハムストリングスのストレッチ感
これを噛み砕いた言葉が『お尻を壁に押し当てる』『一枚の紙を股関節で挟む』に置き換えられます
トレーニング上級者、アスリートの方でもこの動作を正確にできている方はなかなかいません。
当然、ジムでトレーニングされている一般の方は、ほとんど間違った姿勢でトレーニングをされています。
ヒップヒンジが与える効果
ヒップヒンジがトレーニングにどういった効果を与えるのか??
実はアスリートやボディビルダーだけでなく、女性のボディメイクにおいても重要。
むしろ、鍛える筋肉と鍛えない筋肉をカテゴライズする女性のボディメイクこそ最重要と言っても過言ではありません。
当然、スポーツ選手のパフォーマンスアップや障害予防にも関わります。
下半身には、3つの大きな関節があります。
足関節・膝関節・股関節
この3つの関節を最大限利用することで大きなパワーを生んだり、女性にとっては美脚美尻に繋がります。
ヒップヒンジが機能的に行われずにいると、股関節の力が上手く使われず足関節・膝関節に負担が大きくなる。脚が太くなるという結果に至ります。
人間の体は連動しあっていて、その中でも股関節の貢献度合いはものすごく大きいです。
その股関節を最大限利用するためには、ヒップヒンジを習得する必要があります。